簡単!楽しい!おいしい!石窯を作ろう‼

簡単!楽しい!おいしい!石窯を作ろう‼
石窯で焼いた、適当な夏野菜とウィンナーのピザ。ガスや電気で焼いたものとは比較にならない風味(撮影:趣味千編集部)
 

石窯の作り方は簡単!

大きな丸鶏一匹をそのまま焼き上げたり、パリパリの生地のピザやじっくり煮込んだビーフシチューを作ったり、じっくり豚骨スープを煮出したり・・・。煮る、蒸す、焼くなどのあらゆる料理を自由自在に作りたいなら、石窯を庭先に作ることを、皆さんにおすすめします。電気やガスなどのエネルギーをいくら大量に使ったところでとうてい及ばない香ばしさを味わわせてくれる石窯を作るのは、そんなに難しいことではありません。DIYの未経験者でも、たった1日で本格的な石窯を作ることも、実は可能です。使うのは手だけ。特別な道具もセメントも使いません。この項目では誰にでも簡単ながら、低価格で作れる本格的な石窯の作り方と、石窯の料理をご紹介していきたいと思います。石窯を作れば、庭先はレストランになります。

石窯とはどんなもの?

石窯とは石やレンガ、土を組み合わせて作る、かまどのことです。かまどというと日本に昔からある「くど」などを想像されるかもしれませんが、石窯は下で燃料を燃やした炎によって上の鍋を温めるというものではなく、石窯の中で燃える薪の炎や、石窯自体が薪の炎で熱せられたことで発生する熱や赤外線で調理するものです。長時間加熱が必要な料理に挑戦するときや、瞬間的に900度以上の高温が必要な料理を作る時などに、石窯は実力を発揮します。石窯はタイミングによってかなり幅の広い火力が得られる、万能の調理器具なのです。しかし石窯の作り方を間違えると、薪が大量に必要になり保温力弱い、最悪の石窯になってしまいます。

電気やガスにない炭のフレーバーは石窯で

鉄の二段扉を付け、鍋ややかんがかけられるコンロも付いた、多機能の石窯。築10年経つが、補修を重ねる度に頑丈になる(撮影:趣味千編集部)
 
多くのガスは、ガス漏れに気付くように、においが付けられています。このにおいは人間が不快と感じるもので、「タマネギが腐ったような匂い」という、聞くだけで食欲が減退するようなにおいを付けているガスもあります。このにおいが食材に移ることはめったにありませんが、たとえ無臭だとしても炭火や薪の持つ香りを 食材に移すという、燻製に近い調理はできません。石窯ならそうした芸当はお家芸です。電気オーブンもありますが、しっかりした熱を生み出すためには、電気代も相当にかかります。もちろん石窯よりは火力、温度の調整は楽ですが、それでもやはり、香ばしさという面では石窯の実力にははるかに及びません。

石窯は長時間の調理が可能

いったん火を入れた石窯は、薪の投入をやめてしまった後も、何時間も熱を保つので、長い時間調理ができます。ゆっくりと煮込む料理や、スープを取るような料 理、じっくりと芯まで火を入れるような料理なども、ガス代を気にするようなこともなく、料理を続けることができます。干物や燻製など、時間がかかる料理も、石窯なら普通の調理の隅っこを利用すれば、余熱で簡単に作ることができます。何度も石窯を使ううちに、石窯の温度がわかるようになり、どんな状態の時にどんな料理ができるのか、感覚がつかめてきます。
地震や台風でライフラインがズタズタ。電気もガスもないような事態に陥ったときでも、庭先に石窯さえあれば怖いものはありません。お湯を沸かして暖かい飲み物を作ることもできますし、食材さえあれば料理もできます。冬ならば石窯の熱で暖を取ることもできますし、夜ならば照明として活用することもできます。濡れた衣服を乾かし、汚れた体を拭くためのタオルを湿らせるお湯もわかしてくれます。工夫次第で無限の使い道が生まれてくるのが、石窯です。
たき火などと違い、石窯は火を燃やす区域がきっちりと制限されていますので、火災などの危険もずっと小さくなります。子どもたちに火の取り扱いを教える貴重な機会を、毎日でも与えることも出来ます。自宅にいながら、キャンプの気分が味わえます。
 
お酒の好きな人は、石窯の前で豊かな晩酌を楽しみましょう。丸太の腰掛を石窯の前に置いて、燃える薪や赤い炭火を眺める。石窯でお湯を沸かし、ウイスキーや焼酎を割る。つまみとなるウインナーや干物、練り物などを石窯であぶりつつ、静かに杯を傾ける・・・。そんな素晴らしい夜を、毎日でも楽しむこともできます。
効率的に火が通る石窯はどんなものでしょうか?こちらをどうぞ
どんな石窯をつくればいいの?~原理、形状、材質の基礎知識~石窯の作り方
 
ダッチオーブンが丸ごと入れられ、コンロも付いている多機能で大型の石窯の作り方はこちら↓
多機能の石窯を作る①~石窯の扉を作る
 
 
 
HOMEへ

石窯カテゴリの最新記事