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←1万円以内、1日で!石窯の作り方~①耐火レンガと陶器鉢を買う~
石窯作り開始
ピザ、ローストビーフ、焼き芋、サンマの塩焼き、ローストポーク・・・。おいしいものの旬が目白押しとなる秋と冬に向け、夏のうちに一気に石窯を完成させましょう。所要時間は3時間。あっという間に石窯ができあがります。
全ての材料をホームセンターで調達できました。材料は耐火レンガ19個(1個198円)、ブロック10個(1個130円)、コンクリート平板2枚(1枚748円)、ローボール1個(898円)、赤玉土5袋(1袋298円)で、総額は7776円。
石窯の設置場所を決めよう
石窯を設置する場所は、よく考えて決めた方が良いです。やめた方が良いところは、灯油やガスなどの可燃物の近く。石窯自体はたき火などに比べてかなり安全 なものですが、万が一のことを考えて避けましょう。
家や倉庫、ガレージなどの側に石窯を作る時は、1メートル程度は建物から離すようにしましょう。石窯自体が触れなくなるほど熱くなるようなことはありませんが、念のため。
また煙が出ることも考慮する必要もあります。石窯は点火直後は煙が出ます。燃焼が安定するとほとんど煙は出ませんが、どんなに上手に点火しても、最初だけは煙がどうしても出てしまいます。風向きなどをあらかじめ調べておき、トラブルを避けましょう。
PIZZAREVO
石窯の土台作りは水平が大事
コンクリートの地面ならブロックを水平に並べることが簡単ですが、地面はでこぼこで、斜めになっているところもあります。ブロックを置く場所を決めたら大まかに 土を削り、目視で地面を水平にします。
水平にした地面にブロックを置き、踏みつけてみます。いったん水平にしても重みが加わると沈み込み、斜めになってしまいます。ブロックを取り除き、沈み込んだ部分に小石や土を加え、水平になるまで根気よく調整します。
並べるブロックは3段。丸太のいすに腰掛けてのぞき込むことができる高さとしました。もう一段か二段、高くしようかと思いましたが、あまり高くすると不安定になります。地震が多発していること等も考え、高さは抑えました。
石窯を支えるコンクリート平板を置く
ブロックの間に、コンクリート平板を置きます。厚みがあり、かなり重さがありますが、この平板は石窯の重みを受け止める大切な役目があるので、厚めが安心です。DIYサイトには盆栽棚用のコンクリート棚板を使うように勧めているところもあります。コンクリート棚板は穴が空いていて軽いので作業はしやすいですが、重みや熱が加わるとヒビが入り、一気に割れてしまう可能性があり、危険です。もしコンクリート棚板を使うならば穴の部分に鉄筋を入れ、コンクリートで固めるなどの補強が不可欠となります。
石窯の土台作りに40分
でこぼこの地面だったので土台の水平出しに苦労し、ブロックと平板を並べ終わるのに40分かかってしまいました。もしコンクリートの地面の上に設置するなら、10分くらいで作業は終わったことでしょう。土台が完成したら、次は石窯の中心部となる耐火レンガと素焼きの鉢を組んでいきます。
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