超簡単 アクアポニックスでトマトを育てる②

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プラ舟、トロ舟でビオトープを作る!①

プラ舟、トロ舟でビオトープを作る!②

 

アクアポニックスに投入するオランダ獅子頭。頭部の肉瘤に、小さな盛り上がりがたくさんある個体は、いずれ大きく発達する可能性が高い(撮影:趣味千編集部)

アクアポニックスを30分で作ってしまう

飼育槽となるゴミ箱に水を注ぐ。エアストーンから泡が出ているのを確認。この地域の水道の水質は国内でも最高水準なので、カルキはあまり気にしなくてもよい(撮影:趣味千編集部)

 

置き場所が決まったら、まずエアポンプ一式を設置しましょう。エアポンプにエアホースをつないで、ブクブクと泡が出るためのエアストーンを接続し、ゴミ箱の底に設置します。
次にゴミ箱に水を一杯に注ぎます。このとき、エアストーンからちゃんと気泡が出ているか、確認します。この気泡が上昇する際に巻き込む水をエアリフトといいます。エアリフトがゴミ箱の中に対流を作り、植物の根に酸素がよく溶け込んだ水を供給してくれます。
この対流は根腐れを防いでくれ、養分をまんべんなく植物の根に与えてくれます。

カゴと発泡スチロールを設置

土を洗い流した根に、ウールマットを巻く(撮影:趣味千編集部)

 

アクアポニックスの水面の半分は魚を飼うためのカゴを設置しますカゴは100円ショップなどで売られている樹脂製の小物入れなどを使うのが良いでしょう。クリップなどでゴミ箱の縁に留めておくだけでOKです。金属製のカゴを使うなら、さびたり、溶け出したりしないステンレス製を選ぶと良いでしょう。
水面の残り半分は、発泡スチロールの板を切って覆います。これはプカプカと水面に浮くようにし、水位が変化しても連動するようにしておきます。発泡スチロールの真ん中に、カッターで植え穴を開け、全ての装置は完成です。
発砲スチロール板の真ん中にカッターで穴を開ける(撮影:趣味千編集部)

 

トマトを植える

発泡スチロール板の穴にトマトの根を差し込んで固定(撮影:趣味千編集部)

 

トマトの苗をホームセンターや園芸店で買ってきます。ポットから取り出してホースで水流を当て、根についている土を洗い流します。ある程度土が落ちたら、トマトの苗の根元を綿などで包み、発泡スチロールの植え穴に差し込んで固定します。
バランスが悪くトマトの苗が転覆してしまうのを防ぐため、苗にたこ糸を軽く巻き付けて、フックなどに引っかけておきます。トマトが成長すれば、倒れないようにこのたこ糸に誘引し、所々を軽く結んでいきます。

魚を投入

(上)青文魚でも茶金でもなく「黒オランダ」という名で売られていた金魚も投入。真っ黒いオランダ獅子頭もいるので、謎だ。 (下)メダカ殿(撮影:趣味千編集部)

カゴの中に魚を入れて飼う理由は、魚によってはトマトの根を食べてしまうからです。特に金魚などのコイ科の魚は根を好んで食べるため、分離して飼う必要があります。
今回はオランダシシガシラと、黒オランダという金魚を投入します。黒オランダというのは青文魚によく似ていますが、青文よりもちょっと茶色っぽい感じです。とはいえ茶金のような茶色でもありません。
根の部分にはヒメダカを投入します。ヒメダカは金魚と飼えば卵や稚魚が食われてしまいます。根の部分なら安全なので、繁殖も容易です。メダカは根をつつきますが、アクアポニックスに悪影響が出るほど根にダメージを与えることはできません。
魚を投入して、今回のアクアポニックスシステムは全て完成しました。実質、20分ほどで作業は終わりました。

ウサギの糞を投入

あっという間に完成したアクアポニックスシステム。金魚もぴんぴん元気。今後のトマト、金魚の成長が楽しみだ(撮影:趣味千編集部)

 

真新しい水道水で始めたアクアポニックスは、水に何の養分も溶けていないので、しばらく魚を飼って水が汚れないと、トマトの成長に必要な養分が不足します。これではトマトの成長スタートまでに時間がかかってしまうので、最初の最初は少しだけ養分を添加します。
添加する養分は液肥でも良いですが、今回は飼育しているウサギ(ネザーランド)の糞を投入してみました。
カラカラに乾いたウサギの糞を投入すると、メダカや金魚が食べ始めました。つつかれているうちに糞は分解され、水に溶けていきます。こうしておけばアクアポニックスの培養水は十分に養分を含んだ水となります。

成長記録を更新していきます

アクアポニックスシステムは安定すると、植物が爆発的に成長していきます。金魚もまた優雅に、大きく育っていきます。
今回のシステムでどのようにトマトが成長していくかは、次項から日記形式で継続的に更新していきます。
アクアポニックスシステムの設計図と説明(作画:趣味千編集部)
 
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