プラ舟で多段式アクアポニックス①~資材とプラ舟の加工

プラ舟で多段式アクアポニックス①~資材とプラ舟の加工

大きなゴミ箱でアクアポニックスをする詳しい記事はこちら

超簡単 アクアポニックスでトマトを育てる①

アクアポニックスの大型化、多段化の記事はこちら

アクアポニックスの大型化、多段化

(上記記事の、多段化についてもっと詳しく解説しているのが本記事です。)

 

アクアポニックスで育てた金魚。色、形ともに申し分ない成長ぶり(撮影:趣味千編集部)

やや大型のアクアポニックス

 

肉瘤もよく発達する。珪藻を食べるため、腸の調子も良く、発色も良い(撮影:趣味千編集部)

趣味千ではしょっちゅう登場するプラ舟。今回はこのプラ舟を使って、多段式のアクアポニックスを作ってみます。アクアポニックスは過去の記事でもなんどかご紹介しましたが(⇒超簡単 アクアポニックスでトマトを育てる①)、魚の飼育水で野菜を育てるシステム。過去にはゴミ箱などを使って簡単なものを紹介しましたが、今回のプラ舟を使ったアクアポニックスはやや大型となるため、かなりの収穫が可能となります。大型といっても畳1畳もあればプラ舟のサイズによっては作れるものです。畑を借りたりしなくても、トマトやキュウリなどの夏野菜、水菜や春菊などの冬野菜、メロンなどの果樹など、主に葉野菜、実野菜の収穫が安定的に楽しめます。

 

プラ舟アクアポニックスに必要な資材

最上段のプラ舟の土台に使った木製ベンチ。ビール箱などでもよい(撮影:趣味千編集部)

プラ舟アクアポニックスに必要な資材は以下の通りです。3段のアクアポニックスを作る場合の資材をご紹介します。

 

プラ舟×3個(サイズはベランダなどの敷地に応じて選択)

発泡スチロールの板(プラ舟のサイズに合わせて選択)

バーベキュー用の金網(プラ舟のサイズに合わせて選択)

バルブソケット×2個(指が入るくらいのサイズ)

水中ポンプ

ホース

ビール箱やコンクリートブロックなどの段差材料

金魚などの淡水魚

ポンプのケースの小型プランター

 

以上となります。いずれもホームセンターで販売しているもので、全部そろえた場合、プラ舟のサイズにもよりますが、価格は1~3万円程度となります。水中ポンプは熱帯魚の飼育用で、ペットコーナーが充実しているホームセンターなら手に入ります。

 

アクアポニックスの全景。左から右へ、オーバーフローした水が流下する(撮影:趣味千編集部)

 

プラ舟アクアポニックスの作り方①置く場所を決める

排水口として使っているバルブソケット。ペットボトルでも作れないことはない(撮影:趣味千編集部)
バルブソケットの裏側。ある程度の筒の長さがないと、落水音が結構うるさい(撮影:趣味千編集部)

アクアポニックスの成否は、日当たりにかかっていると言っても過言ではありません。どんなにアクアポニックスというシステムが野菜などの植物を旺盛に繁殖させるといっても、日当たりの良い場所に置くかどうかで収穫量は格段に違ってきます。南向きで1日中日が当たるようなところがあればベストですが、できれば午前中数時間だけでも日が当たる場所が良いでしょう。そしてポンプを使うので、電源が取れる場所である必要があります。もしベランダなどで電源がない場合は、エアコンのパイプのパテをはがして防水の延長コードをベランダに引いておくと良いでしょう。なにかと使い道があります。また水道が近い場所も理想的です。

プラ舟アクアポニックスの作り方②プラ舟の加工

ポンプを入れるためのプランタ―。側面にドリルでたくさんの穴を開けた(撮影:趣味千編集部)
水中ポンプは観賞魚用の物を利用。サイズはプラ舟の大きさに応じて選択する(撮影:趣味千編集部)

プラ舟アクアポニックスは、上の段から下の段へ、あふれた水が流下し、一番下のプラ舟からポンプで一番上の段のプラ舟に水を揚げるという仕組みです。このため、プラ舟に穴を開けます。これはホルソーなどの道具を使うことで可能ですが、もしそうした道具がない場合は、太いドリルで穴を開けて、棒ヤスリのようなものでグリグリ穴を広げていく方法が良いでしょう。手をケガしないよう、ゆっくりと焦らずに開けることがコツです。空けた穴に、バルブソケットをねじ込み、できればOリングをかませて内側と外側から締め付けるとしっかり防水ができます。ちなみに、ペットボトルの蓋に穴を開けたもので、プラ舟の反対側までねじ込んだペットボトルの飲み口を締め付けても、バルブソケットに似た状態となり、防水ができます。これだと材料費がタダで済みます。とはいえ、バルブソケットも安いものなので、しっかり作りたい人は、ホームセンターで買い求めてください。

 

プラ舟で多段式アクアポニックス②~ポンプと植床

 

動画で作り方の流れをご覧ください↓

 

 

HOMEへ

アクアポニックスカテゴリの最新記事