超簡単 アクアポニックスでトマトを育てる③

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超簡単 アクアポニックスでトマトを育てる②

 

アクアポニックスだけあって成長の勢いは良いのに、新しい葉が真っ黄色に。典型的な肥料不足の症状だ(撮影:趣味千編集部)

トマトに異変

元々はこのように深い緑色。このときと比べると背丈は伸びたものの、脇芽まで、新しい葉はことごとく黄色い(撮影:趣味千編集部)
 
2匹のオランダ獅子頭が泳ぐゴミ箱アクアポニックスは順調で、トマトは地植えのものよりも遅れて植えましたがどんどん成長し、背丈は負けないほど高くなりました。水中の根もグングン伸びて、かなり広がっています。
しかしだんだん異変が起きてきました。新しく伸びた葉が、レモン色というほど真っ黄色になったのです。

栄養不足

葉には斑点も。細菌性の病気が疑われる。しかし花が咲き、小さな実もいくつかつき始めた。病気が勝つか、アクアポニックスの底力が勝つか・・・(撮影:趣味千編集部)
 
葉が黄色くなるのは典型的な肥料不足の印です。普通、トマトは下の葉の方から黄色くなり、枯れていきます。それ自体は成長障害でも病気でもなく、ごく自然なことなのですが、成長して伸びた部分だけが、脇芽も含めて真っ黄色なのは、トマトが必要とする肥料が全く足りない状態にあるということです
最初にアクアポニックスを作ったときに、かなりのウサギの糞を投入しましたし、オランダ獅子頭たちにもしっかり餌を与えていますが、それでも栄養不足のようです。正確に言うと、こうした有機肥料分が植物に吸収される状態に、まだなっていないということです。

窒素飢餓

わずかな期間で、根はラーメン一玉分くらいに一気に伸びた。アクアポニックスならではの根。ここから旺盛に養分を吸い上げるので、肥料不足になったと思われる(撮影:趣味千編集部)
 
アクアポニックスは水道水から始めた場合、しばらく魚を飼って必要な栄養が水に満ち足りてから植物を植える必要があります。今回は金魚の投入と苗植えが同時だったため、グングン伸びるトマトに必要な栄養が不足しました。
またウサギの糞や金魚の糞は化学肥料と違い、植物が吸収することができる状態になるまでに時間がかかります。菜園などに雑草を鋤き込んだ場合、それを微生物が分解する際に窒素が必要とされて、窒素飢餓という栄養不足状態が発生することがありますが、アクアポニックスでも同じ同じことが起きているのかもしれません。糞が分解され、植物が吸収できる状態になるまでは辛抱。淡々と餌を与えていきましょう。

様子を見守る

栄養不足のトマトに何らかの病気が発生しました。黄色い葉には斑点もあります。斑点細菌病なのか葉カビなのかわかりませんが、なにしろ金魚がいるので、アクアポニックスには農薬が使えません。化学肥料を投入すれば一発で解決するのですが、金魚がいるので躊躇われます。
幸い、根が爆発的に成長しているので、このまま金魚の糞が分解されて十分な養分が供給されるようになるまで、トマトが元気に育つ条件、バランスが整うまで、見守ることにします。
 
アクアポニックスの作り方はこちらの動画でご紹介しています。
 
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