超簡単 アクアポニックスでトマトを育てる①

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アクアポニックスの設計図。安く簡単に作れるが、かなりの収穫が期待できる、面白い装置だ(作画:趣味千編集部)

誰でも超簡単にアクアポニックス

今回のアクアポニックスに利用したゴミ箱。水が溜められればどんな容器でもかまわない(撮影:趣味千編集部)

 

 魚を飼育し、その糞や尿を養分として植物を育てる「アクアポニックス」という水耕栽培法があります。農業と水産業を組み合わせた一石二鳥の方法で、古代から世界各地で実施されてきたのですが、近年、特に注目を集めています。収穫量の多さが最大の利点で、しかも化学肥料も農薬も使わないという、いいことずくめの農水産技術です。
 アクアポニックスの作り方は極めて簡単で、DIYの経験や難しい技術は必要ありません。詳しい原理や、本格的なシステムの作り方は別項でご紹介するとして、今回は誰でも簡単に作れるアクアポニックスシステムの作り方を、いきなり紹介します。30分ほどでどなたでも作れます。

 

アクアポニックスで準備するもの

ホームセンターや100円ショップでかき集めたアクアポニックスの材料(撮影:趣味千編集部)

 

今回のアクアポニックスでは、トマトの栽培を試みることにします。必要な材料はだいたい次の4つです。
 
①植物の植え床になる発泡スチロール
②植物の根が張る容器
③魚を飼う網カゴ
④エアポンプ一式
 
いずれもホームセンターで簡単に手に入ります。材料の購入費は2000円から5000円程度を見込んでおきましょう。
金魚の飼育などに使うエアポンプさえあれば、家にあるゴミ箱や、通販の梱包材の発泡スチロールなどを利用し、タダで作ることも可能です。
今回のアクアポニックスで植える大玉トマト。ミニトマトでもいいが、食べきらないほどできるので注意(撮影:趣味千編集部)

置き場所を決める

エアポンプなどの電気を使う機械はしっかりとした防水対策を(撮影:趣味千編集部)

 

今回のアクアポニックスは、ゴミ箱を利用して作ってみます。このゴミ箱は、魚を飼い、植物の根が張る場所となる水槽として使います。
水は重いもので、1立方メートルで1トンにもなります。ゴミ箱一杯に水を入れると数百キロの重さになって動かせないので、最初に置き場所をよく考えて決めます。
またエアポンプを作動させるのには電源が必要です。電源が確保できる場所を選びましょう。水道の蛇口が近くにあるというのも、水を運ばなくてよいので便利です。ホースが十分に足りるか、事前に調べておきましょう。
アクアポニックスは植物の栽培なので、日当たりが良い場所が適しています。少なくとも半日は日が当たる場所に、設置しましょう。また何かの台などに設置する場合は、十分に重さに耐えられるか、実験しておきましょう。
 
①日当たりの良さ
②土台の頑丈さ
③水道の蛇口との距離
④電源の確保
 
の4点に留意しておけばOKです。

ベランダ設置に有利

アクアポニックスの要となるエアストーン。丸型でも長型でもよいが、しっかりと泡が出ているか、常に確認が必要(撮影:趣味千編集部)

 

今回のアクアポニックスシステムは縦型なので、大人1人が立ったくらいの面積しか必要ありません。ベランダなどに設置するにはちょうど良い大きさとなります。トマトは上へ上へ枝を誘引しながら伸ばすため、高さは背丈を超えるほどになることもありますが、面積自体は1平方メートルも必要ありません。
ベランダや家の犬走りなどに設置すればトマトが緑のカーテンの役目も果たすので、夏にはトマトに加えて涼しさも提供してくれます。
エアストーンを中心の一番底に設置。水の対流を発生させ、トマトの根にたっぷりと酸素を送ってくれる(撮影:趣味千編集部)
 
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アクアポニックスの作り方。動画でも紹介しています。

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