プラ舟、トロ舟でビオトープを作る!①

ビオトープについての説明はこちら

ビオトープってなに?

まずはこちらの記事から

プラ舟を使ったビオトープを作ろう!

 
プラ舟ビオトープ
石組みを終えたプラ舟ビオトープ。大きな石を正面に配置した(撮影:趣味千編集部)
 
トロ舟、プラ舟でビオトープを実際に作ってみます。人の手を最小限しか加えない小さな水たまりですが、ここで多くの種類の生物がいずれ発生し、一つの生態系として発展してくれることを願い、なるべく地元でタダで取れる材料を使って作ってみることにします
プラ舟ビオトープの作り方はとても簡単。何かを加工するわけではないので、DIY技術は不要です。積み木程度の技術となります。そのかわり、格好良く仕上げるにはセンスが必要となってきます。

ビオトープはどんなトロ舟、プラ舟が適してる?

ビオトープに適しているトロ舟、プラ舟は、色で選びます。トロ舟、プラ舟は本来、大量の砂利や砂を入れてセメントを練り上げるのに使う目的のため、頑丈さは十分です。なのでどれを使っても良いのですが、ビオトープを自然な感じに仕上げるときには、プラ舟の色が結構邪魔になります。
トロ舟、プラ舟 には、オリーブ色、水色、黒色などが発売されていますが、周囲を石や植物で飾り、ビオトープを自然な感じにしたいのであれば、色は黒を選びましょう。黒だと目立たず、違和感がありません。
周囲をレンガで加工など、洋風なイメージで作る場合は、オリーブ色も結構、いい色合いとなります。明るい芝生の庭などには良く合うビオトープとなります。
 
トロ舟は衝撃に強く丈夫で長持ち。ビオトープでは黒が使いやすい(撮影:趣味千編集部)

トロ舟ビオトープをどこに作るのが一番いい?

トロ舟ビオトープはいったん作ると移設が難しいので、作る場所の選定は慎重にしましょう。まず避けたいところは、雨水が直接流れ込むところです。道路や屋根から雨水が直接流れ込む恐れがある場所に作ると、大雨の時にトロ舟があふれ出し、中の魚たちが逃げてしまいます。それにポイ捨てされたたばこの吸い殻や排気ガスなど 、ビオトープに害になる物質が一緒に流れ込んでしまう危険もあります。そうなると最悪です。
直射日光にも気をつけましょう。夏季に直射日光が一日中差し込むような場所にビオトープを作ると、水温が異常に高温になってしまう恐れがあります。できれば午前中だけ日が当たるような場所を選びましょう。
トロ舟ビオトープは、地面の上に直接置くより、地中に埋めた方が利点があります。トロ舟ごしに地熱が伝わり、夏季は水温を下げ、冬季は水温を上げてくれるからです。ビオトープの水温を安定させるために、なるべくならトロ舟は半地下式にしましょう。
トロ舟を地面すれすれに埋めると、大雨の時に雨水が流れ込んだり、ホコリやゴミなどが風で飛んで入ったりするので、少なくともトロ舟は5センチ以上は地上に出るように埋めましょう。今回はトロ舟のおよそ半分を埋めることにしました。土は火山灰土なので簡単に掘ることができました。
 
プラ舟ビオトープ 庭
トロ舟を半地下とし、ビオトープの水温の急変をなるべく抑える(撮影:趣味千編集部)

ビオトープ用の石をどこで探そう・・・?

今回はビオトープの周辺をごつごつとした山石で囲み、ロックガーデン風に作ります。里山の小川のちょっとしたわき水や、水たまりっぽいイメージです。
石は最近ではホームセンターなどでも売られていますが、自然で採取することもできます。ただし、石はどこで拾ってきても良いものではありません。河原や海岸に行けばいくらでも石がありますが、どれも基本的には採取できません。石の下で卵を産んだり、住み家にしたりする生き物もいます。石を大量に持ち帰るのは、自然を傷つけることになります。

砂防ダムは石だらけ

ビオトープ 石 
ビオトープを自然な感じの石組みにするなら、同じ種類の石を大小様々、集める必要がある(撮影:趣味千編集部)
 
日本各地の山々に作られた砂防ダムは、大雨で崩れた土砂が一気に流下して土石流にならないために造られています。しかし土砂に埋もれてしまい、もはやダムの役目を果たせなくなった砂防ダムも多くあります。今回は、こうした砂防ダムから石を採取しました。これらの石は、砂防ダムによっては定期的に、機能維持のために掘り返されて運び出され、残土として処理されるものです。
 
石の採取で気をつけることは、同じ種類の石をなるべく選ぶということです。つるつるの丸い玉石や、角張ったり尖ったりした石でビオトープを作ると、上流なのか中流なのか、下流なのか全くわからない景色となってしまいます。上流をイメージするなら角張った山石を、下流や平野の水路をイメージするなら丸い石をそろえて使うようにしましょう。そうしないとちぐはぐな景色のビオトープになってしまいます。
 
ただし、砂防ダムでの石の採取は、注意すべきことも多々あります。砂防ダムは土石流や土砂崩れを受け止めるものなので、雨の日などに採取するのは大変危険です。また、石は土砂崩れの直後のままで、不安定な状態にあり、崩れやすい所もあります。無理な採取は大事故に繋がります。

プラ舟ビオトープ内に土の部分を作ろう!

プラ舟ビオトープの一部を仕切って土を入れ、植物を植えるゾーンにします。適当な石を組んで、赤土などの粘土で倒れないように固めてから、土を入れます。石組みの間から土が流れ出てくることもありますし、石組みの間に生物が潜り込んで土をかき出すこともあり、ビオトープ内の水が濁ってしまうこともありますが、ある程度は仕方ありません。しっかり粘土を突き固めておけば、さほど濁ることはありません。
土の部分はビオトープの3分の1以下の面積で良いでしょう。植物を植えて根が張れば、適当な石組みでも崩れないようになります。土を入れてある程度突き固めてから、土が崩れないようにゆっくりと水を入れましょう。
 
 
 

まずはこちらの記事から

プラ舟ビオトープカテゴリの最新記事