雨どい屋上ビオトープを作る②ビオトープの形と必要な材料

雨どい屋上ビオトープを作る②ビオトープの形と必要な材料

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雨どい屋上ビオトープを作る①雨どいは耐久性があり、好きな形に組み立てられる

 

直角に曲げられ、延伸も出来るという雨どいの特性がわかったところで、実際に屋上に雨どいでビオトープを組み立ててみましょう。

ビオトープの形を決める

今回作るのビオトープの形をいくつか検討しました。最初はただの四角形にしようと思いましたが、「凹」か「凸」形にしようと考えました。前回の記事で述べたとおり、回遊式のビオトープは風で多少水が循環しますので、曲がり角が多く、形が複雑なほど水流の速さや、砂塵の堆積場所に差が出て、メダカの稚魚がたむろする場所や、ミジンコが発生する場所、藻類の種類などに変化ができるからです。
とはいえ複雑な形にするには、継手をたくさん準備する必要があります。継手は結構高価なので、最終的には図のような形にしました。

屋上は電源や空調に関する機械がたくさん置かれていることが多い。そうしたもののメンテナンスの邪魔にならない場所に雨どい小川ビオトープを設置しよう(撮影:趣味千編集部)

 

屋上にビオトープを設置する際の注意点①水源

屋上にビオトープを設置する場合、水の確保ができるか、考える必要があります。水道があれば問題ありませんが、水道がない場合はどこかからポリタンクなどで水を汲んでくる必要があります。エレベーターがない場合などは一苦労なので、注意しましょう。

屋上の隅に漬けもの樽のようなものを置き、雨水を溜めておいて乾燥した分を補充する水源にしても良いかも知れません。雨どいから分岐させて水を溜めるのも良いでしょう。

単なる四角形より変化をつけた方が面白い。これは凸案(CG:趣味千編集部)

屋上にビオトープを設置する際の注意点②日射

屋上は文字どおり屋上ですので、日光を遮るものがありません。直射日光がガンガン当たれば水温が急上昇し、メダカの飼育に支障が出てしまいます。後ほどの回で詳しく述べますが、日よけ対策は必須になります。

 

屋上にビオトープを設置する際の注意点③防水

屋上は防水塗装などで雨漏りがしないようにしてあります。この防水塗装はビルの命なので、決して傷つけてはいけません。
雨どいを置く程度では傷つきはしませんが、ネジや釘を落として、それを踏んでしまったり、うっかりハイヒールのままビオトープに行ってしまったりすると、傷つける恐れがあります。十分注意しましょう。

凹案(CG:趣味千編集部)

雨どいのゆがみについて

屋上に雨どい小川ビオトープを作る場合は、塀にプランターハンガーで吊り下げるのと違い、直接屋上の床に置くことになります。この場合、プランターハンガーで雨どいのところどころを挟む事がないため、水の重みで雨どいがゆがんでしまうことがあります。
これを防ぐために、雨どいの継ぎ目と継ぎ目の間あたりで、れんがなどを置いて雨どいを挟むようにしたり、クリップを使って広がるのを防いだりします。

凸凹というのもなんなので、上記のような形にした。ここにさらにトロ船を組み合わせる(CG:趣味千編集部)

 

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