ベランダに小川を作ってメダカを飼おう②雨樋をつり下げる

ベランダに小川を作ってメダカを飼おう②雨樋をつり下げる

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ベランダに小川を作ってメダカを飼おう①雨樋を利用する

 

「プランターハンガー」などの名称で売られている金具。ネジで幅が調整できる。耐荷重をよく確認して、必要な個数に余裕をもってそろえる必要がある(撮影:趣味千編集部)

狭いベランダに足場、動線を確保しつつ、長い雨樋を置くなら、手すり壁に沿って延びている雨水排水用の溝の上に置くか、手すり壁から吊り下げるかの、どちらかの方法が良いでしょう。今回はメダカをより近い目線で眺められるよう、手すり壁に吊り下げる方法を採用しました。

吊り下げの金具

手すり壁にまずガッチリ固定。その後、雨どいの幅に合わせて調整する(撮影:趣味千編集部)
雨どいは水を入れると数十キロの重さとなる。金具の数は十分に、なるべく等間隔で設置する(撮影:趣味千編集部)

水を張った雨樋の重さが最大30キロと考え、吊り下げの方法を検討します。今回使ったのは、プランターを手すり壁にぶら下げる金具です。この金具はネジで長さが調整できるもので、手すり壁の幅や、プランターの幅にぴったりと合わせることができる優れものです。
金具1個あたりで支えられる重さは5キロとなっています。6個使い、計30キロが支えられるようにします。金具は頑丈な物ですが、何かの拍子で壊れてしまうことに備え、たこ糸などで手すりに結びつけるなどの対策をとりましょう。マンション、アパートの高層階からの落下物は大変危険です。

赤玉土を入れる

万が一金具が破損しても落下しないよう、紐で結んでおくのが得策(撮影:趣味千編集部)

雨どいの小川の底砂には、赤玉土を使います。趣味千では石窯を作るときにも赤玉土を使いますが(⇒1万円以内、1日で!石窯の作り方~⑥泥んこ楽しい粘土貼り~)、とにかく赤玉土は多用途で使い勝手の良い建材、園芸用土です。
赤玉土は粒状の赤土なので雑菌が少なく、多孔質で軽量という特徴があります。水質に大きな影響を与えないというのも魅力の一つです。植物用なので、水生植物を植える植土とするのには元々ぴったりです。
ただ崩れやすいので、焼成したものでも時間がたつと、壊れて泥状になります。水流がある場所だと泥状に壊れてしまうので、止水で使うのが無難です。

赤玉土はリン酸を吸着する

雨どいを設置してから蝶ネジを調整し、幅を決める(撮影:趣味千編集部)

魚を飼育していると窒素やリンが水槽内に蓄積されていきます。これらが水草の肥料となるのですが、過剰だとコケの原因になります。コケもまた水槽に生えるべくして生えて、水の浄化や魚の餌として重要なのですが、見た目が悪いので発生させたくない人が多いようです。
赤玉土には水中のリン酸を吸着するという性質があります。ただし窒素は吸着しないようです。リン酸を吸着した赤玉土は肥料として使えますので、たっぷりと吸着してもらえたら時々すくってプランターなどに入れ、新しい赤玉土を加えると良いでしょう。

大磯砂を入れるときは補強が必要

赤玉土は軽くて水質にあまり影響を与えないので、雨どい小川にはぴったり。安価なのも魅力だ(撮影:趣味千編集部)

崩れた赤玉土は沈殿します。メダカは水面近くを泳ぐため、仮に泥状になっていても、メダカが泳いで舞い上がって水が濁ることはほぼありません。
赤玉土ではなく、大磯や南国などの砂利を入れたい時は、重量がかなり増加することを考慮する必要があります。砂とはいえ石の粒なので、雨どいの底に敷き詰めれば5キロ、6キロと重量が増します。どうしても砂利を入れたいなら、吊り下げ金具の量をかなり増やすなどの対策が必要となります。

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