ニワトリを飼う利点や注意点は前回の記事をどうぞ↓
1万円以内で小屋づくり、ニワトリの購入~届け出まで動画にまとめました。ぜひご覧ください。よろしければチャンネル登録もよろしくお願いします↓
ニワトリは大型のペットショップなどで売られていることもありま すが、ほとんどのペットショップでは扱っていません。 農協などがあれば注文することもできますが、 最も簡単に入手する方法は、直接「種鶏孵化場」 を探して買い付ける方法です。
Googleなどで「種鶏」や「孵化」 などのキーワードで検索するのが簡単です。 一番近い孵化場に電話し、 個人的に販売してくれるかどうか確認しましょう。というのも、 孵化場によっては鳥インフルエンザを警戒し、 一般人の販売をしないところもあるからです。
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目次
品種を確認する
孵化場が一般にも販売してくれることが確認できたら、 品種を確認しましょう。おすすめなのは前項でも触れた商用種のボリスブラウン、ジュリア、 エルベなどです。
ボリスブラウンは茶色の鶏で、卵も茶色です。肉付きも良いので、 肉用鶏としても飼育されています。一方、 ジュリアやエルベは白く、赤いトサカのニワトリです。 どちらもよく卵を産みます。
商用種の中でもボリスブラウンを特におすすめします。 ジュリアなどはお互いにつつき合ったり、 やや攻撃的な面がありますが、 ボリスブラウンはおっとりとしています。とても穏やかな性格で、 仲間同士のけんかもあまりしません。
ニワトリ初心者にはボリスブラウンがおすすめです。特徴やかわいらしさを動画にまとめてみました↓
ニワトリはいくら?
ニワトリはそんなに高いものではありません。 地域差もありますが、種鶏場や孵化場では、 もうすぐ卵を産むくらい大きさの商用種のニワトリで、 2000円前後となります。それ以下のサイズでは、もっと安くなります。 成長に必要だった餌代と、接種したワクチンの代金の差です。ご参考までに、この項目の中に、ニワトリを購入したときの納品書のコピーを掲載しておきます。
ペットショップで販売されるニワトリは、 商用種でもやや高めになります。ペットショップで販売しているニワトリは、たまにオスであることもあるので、よく確認しましょう。

何歳くらいのニワトリを買う?
孵化場では1年中多くのヒヨコが産まれ、 卵を産むようになる前に養鶏場に出荷されます。 ピヨピヨと鳴いているかわいいヒヨコから、 トサカがやっと色づき始めたヒナ、 ほとんど大人と言ってよい成鶏まで、 タイミングによっていろんな成長段階のニワトリがそろっています 。
黄色いかわいいヒヨコから飼ってみたいところですが、 初心者はある程度大きくなったニワトリが無難です。 というのもニワトリは成長に応じて、病気を防ぐために様々なワクチンを接種します。ある程度成長し、 しっかりワクチンの接種を受けたニワトリを買うようにしましょう 。
何日目から卵を産む?

ニワトリはだいたい、生後120~150日で卵を産み始めます。 すぐに卵を産んで欲しい人は、 生後120日くらいのニワトリを買うと、 すぐに卵を楽しむことができます。
最初に産む卵はやや小ぶりです。「初卵」と呼ばれ、 とても栄養価が高いため、 普通の卵とは別格の扱いがされています。妊娠や出産、 長寿などのお祝いの贈り物として重宝されています。 この貴重な初卵を食べられるのも、自宅養鶏家の特権です。
なかなか卵を産んでくれなかったニワトリ達がようやく産んでくれました。↓
ニワトリが卵を産む瞬間も撮影に成功しました。↓
産卵シーンは3分10秒頃~
そわそわしたりお尻が動いたりするところが見たい方はぜひ最初からご覧ください。
田子たまご村Yahoo!店
ニワトリを買うときの注意
ニワトリを買いに種鶏場や孵化場に行く際に、 注意すべき点があります。それは種鶏場などは、鳥インフルエンザの防疫のために、 立ち入り可能な場所を限っていますし、 車両のタイヤや靴の裏まで、消毒するようになっています。
事務所には入り口に、 消毒液を染みこませた玄関マットが敷かれており、 来場者は自動的に靴の裏を消毒されるようになっています。 勝手にうろうろせず、 許可されたエリア以外に立ち入らないようにしましょう。
ニワトリを運ぶ方法は?
数匹のニワトリであれば、 段ボール箱に入れて運ぶのがよいでしょう。 種鶏場が段ボール箱を準備してくれるかあらかじめ確認し、 してくれる場合はお任せしていいですが、そうでない場合は、 段ボール箱と粘着テープを準備して買いにいきましょう。
段ボール箱の底には、新聞紙などを敷き、フン が漏れないようにしましょう。 段ボールの側面には指が入るくらいの横長い穴を開け、 蓋をした後にニワトリが酸欠にならないように気をつけます。
ニワトリはいくつ卵を産む?
1羽のニワトリは基本的に1日に1個の卵を産みます。 最も産むときは2個産むこともあります。猛暑や極寒など、 気象条件が厳しいときは、 一時的に卵を産まなくなることもあります。 与える餌の内容によっても産む卵の個数が変わってきます。
1人が1日に1個の卵を食べるなら、基本的には、 食べる人数と同じか、1~2羽多く飼うと、 全員がいつも卵を食べられるので、 規模に応じて飼育羽数を決めましょう。
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