ニワトリ小屋を作ろう!③~ニワトリの飼い方

ニワトリ小屋を作ろう!③~ニワトリの飼い方

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ニワトリ小屋を作ろう!②

 

白色レグホンと比べ温和なボリスブラウン。代表的なニワトリだ(撮影:趣味千編集部)
 
 
ニワトリ小屋が完成したので、ニワトリを入れます。飼育するニワトリは、温和なボリスブラウン2羽。まだトサカが赤くなりきれない、生後4カ月。ニワトリは生後120日から150日で卵を産むので、そろそろ卵を産むかもしれません。「初卵」が楽しみです。

ニワトリ小屋の床面を「発酵」させる

ニワトリ小屋から発生する臭いを抑えるには、今回のように小屋の床を土にすることです。コンクリートだとすぐに臭くなり、手に負えなくなります。枯れ草やもみ殻、おがくずなどをニワトリ小屋に入れておくと、餌を探すニワトリが地面をひっかくたびに、拡散されて土と混じります。
こうしたところに好気性のバクテリアが発生し、有機物を分解して腐葉土のような土にしてくれます。もしニワトリが踏み固めてしまったら、時々、三つ叉鍬などで掘り起こし、草などをすきこむと良いでしょう。土地が低く、雨がたまるような場所では好気バクテリアが発生せず、腐敗が始まります。ニワトリ小屋の床面はやや高めにしておきましょう。
ニワトリ小屋の土、草、鶏のフンがいつも掻き回されると、臭いはしない。発酵すると、優良な堆肥ができる(撮影:趣味千編集部)

 

ニワトリの産卵箱

ニワトリは暗い密室のような場所を探して卵を産みます。ボリスブラウンは温和なので、産卵中の別のニワトリにちょっかいを出すようなことはありませんが、ジュリアなどレグホン系は邪魔をしに行くことがあります。ニワトリの産卵場所となる箱を作ってあげましょう。
産卵箱はニワトリが1羽入れる程度の大きさでよいです。「箱の入り口に赤い布をすだれのように垂らすと卵を産む」という面白い言い伝えがありますが、特にそういうことをしなくても、生みたくなったら箱に入って生みます。ニワトリの飼い方にもいろいろ伝承や伝説があるので、お年寄りなどに尋ねてみると面白い発見があるかもしれません。

ニワトリの餌

ニワトリ用の市販の餌には、大豆や麦、とうもろこしの他、魚粉やカキ殻などが配合されている(撮影:趣味千編集部)

 

商業的に飼育されているニワトリは一日中餌を食べられるようになっています。家で飼う場合は、トウモロコシやふすま、くず米などを中心に、野菜くずや余り物を混ぜた餌になります。何でも食べるとはいえ、ニワトリにも好き嫌いがあります。エビの殻やいりこ、出汁を取った鰹節などは好物です。もしあまり好まない野菜の皮や雑草などを与える場合は、大好物のヌカを混ぜると、急に食べ始めます。
冬、気温が下がって来たら、穀物の量をやや増やしましょう。体温を維持するために必要なカロリーを確保するためです 。

どのくらい餌を与えるか

ニワトリにはできれば一日に3回、餌を与えましょう。無理なら1日に1回、どさっと与えても構いません。どのくらい与えたら食べ残すのか、何度か与えているうちに適切な分量がわかってきます。
餌ではありませんが、ニワトリは小石を飲み込み、消化の助けにする習性があります。土に小石が混ざっているので、改めて与える必要はありません。

貝殻を与える

卵を産むようになったニワトリは、カルシウムが必要になるので、貝殻を与えます。割れやすく、粉々になる蛎殻が最も適しています。時々、与えましょう。蛎殻を砕くには、金づちなどを使いますが、飛び散って目に入ったりしてしまいます。最も楽な方法は、段ボールなどに蛎殻を挟み、車で轢くことです。何度かタイヤで踏むうちに粉々になるので、それを集めて与えましょう。

卵を食べ始めてしまったら

蛎殻などのカルシウムが減ると、ニワトリが自分で産んだ卵を食べてしまうことがあります。カルシウム不足が原因でなくても、いったん卵の味を覚えたら積極的に食べるようになります。これを「食卵癖」といいます。
食卵癖はなかなか治りません。産んだ卵が転がって食べられない場所に行くような傾斜を産卵箱に作るなどの工夫をするのが最も良い方法です。それが難しいのであれば、「偽卵」という偽物の卵をニワトリ小屋に入れてつつかせ、「卵は食い物じゃないんだ・・・」とニワトリに悟らせる方法もあります。卵に穴を開けてねりからしをたっぷり入れ、「卵は激辛で危険な食べ物なんだ」とわからせるという、厳しい方法もあるそうです。
ニワトリ小屋から出すと、鶏たちは勝手に雑草や昆虫、ミミズなどを探して庭中を歩く(撮影:趣味千編集部)

 

ニワトリの餌の確保

ニワトリに与える餌は、人間の食べ残しで十分ですが、ホームセンターなどでもビタミンが添加されたり、カルシウムとなる蛎殻が混ぜられた、配合飼料が売られています。これはバランスがちゃんと計算されているもので、卵をよく産む餌となっています。雨の日などに餌をあげるのが難しいときは、こうした餌を与えると楽です。
知り合いに農家がいて、くず米や古米が安くもらえる人は、飼育羽数を増やしてもいいと思います。同じようなニワトリ小屋を連結すれば、ニワトリ小屋はいくらでも大きくすることができます。

↑趣味千的ニワトリの飼い方。1万円以内で小屋づくり、ニワトリの購入~届け出までを動画にまとめました。ぜひご覧ください。よろしければチャンネル登録もお願いします。

 
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