長い間鎖国をしてきた日本で、独自に発展してきた美しいニワトリがいます。日本鶏(に・ほん・けい)と言います。日本鶏は食用ではなく、神聖な鶏、観賞用の鶏として大切に育てられてきました。
長い尾羽が特徴の、土佐のオナガドリが特別天然記念物に指定されているのをはじめ、日本鶏の多くが天然記念物に指定されています。しかし今、日本鶏は飼育者が高齢化し、飼育羽数が減ったため、激減。既に絶滅したものもありますし、絶滅に瀕しているものもあります。
こうした日本鶏を保護、増殖し、将来の養鶏にも役立てようという試みが、広島大学で続けられています。
目次
日本鶏の種類
広島大学生物生産学部が保有する日本鶏は、2022年現在、32種類います。日本鶏とは何か、言葉を尽くして語るよりも、まずはその姿形を見ていただき、百花繚乱の日本鶏の世界に入っていただきたいと思います。
日本鶏32種 前編
土佐のオナガドリ
小国鶏
土佐地鶏
名古屋コーチン・鶏肉専門鶏三和
岐阜地鶏
三重地鶏
烏骨鶏
AYA19 SHOP
比内鶏
河内奴鶏
唐丸
蓑曳鶏
黒柏
蓑曳矮鶏
熊本
コミリーショップ
鶉矮鶏
東天紅鶏
地頭鶏
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