雨どい屋上ビオトープを作る⑥底砂として赤玉土を敷く

雨どい屋上ビオトープを作る⑥底砂として赤玉土を敷く

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雨どい屋上ビオトープを作る⑤湛水試験成功 水漏れ対処方法

 

赤玉土は安価で軽量。雑菌も少なく、ビオトープには適している(撮影:趣味千編集部)

 

赤玉土を入れる

赤玉土を敷き詰めた回遊式の雨どい小川ビオトープ。1~2㎝の厚さ敷けば十分(撮影:趣味千編集部)

 湛水試験をクリアしたら、底砂として赤玉土を入れます。底砂を入れずにメダカを飼育することも出来ますが、水草や植物を植える場合を考えると、根が張る場所としての底砂が必ず必要になります。また底砂はイトミミズやユスリカの幼虫のようなベントスの生息場所にもなりますので、ビオトープとして作るのであれば、ぜひとも底砂は入れたいものです。

床に直置きの場合は重量は気にしなくて良い

 雨どいをプランターハンガーなどで吊して使う場合は、あまり重いものを底砂に使うのは危険です。しかし地上に直に置くのであれば、重さは問題になりません。土やアクアリウムでよく使われる大磯砂など、重いものを入れることが出来ます。
 ただしエレベーターが無い建物の屋上まで重い砂や砂礫を運び上げるのは、結構な労力なので、力が有り余っている人やダイエット中の人以外は、無理しない方がいいでしょう。

底砂の種類

赤玉土を盛り上げて陸部を作ると、そこに植物を植えて生態系を豊かにすることができる(撮影:趣味千編集部)

 底砂は水質に影響を与えにくいものであれば、基本的に何でも構いません。赤玉土はPH6程度の弱酸性で淡水魚が生息する河川の平均的なPH7(中性)とさほど変わりません。
 赤玉土に似た土を使う場合、まずビーカーなどに土を入れ、リトマス試験紙で酸性土を計る必要があります。強い酸性、アルカリ性を示すようであれば、その土は使わないようにしましょう。園芸用の土であれば、極端なPHを示すことはあまりありませんが、建材を使用する場合は注意が必要です。

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