セルビンで遊んだ記事はこちら(※許可地域)
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ビンドウやセルビンなどと呼ばれる、透明の筒型の罠を使うと、オイカワやタナゴなどの淡水の小魚を、無傷で捕らえることができます。釣りにより針で口を傷つけることもありませんし、投網でヒレを傷つけることもありませんので、水槽やビオトープで飼育するためには、最適の捕獲法です。
違反して使うと処罰対象となる
しかしビンドウやセルビンは自治体によっては禁止漁法です。ビンドウもセルビンも釣具店や通信販売で購入することが可能ですし、ペットボトルなどで簡単に作ることが出来ますが、禁止されているのを知らずに使うと、処罰の対象となります。
ビンドウの材質によって不許可の自治体がある
もし許可をされている都道府県だとしても、漁業権が設置されている河川で使用する場合は、漁協に使用可能か確認する必要があります。許可についても「ガラスや陶器製の割れるものは禁止」などの条件がついている自治体もあります。
乱獲につながる恐れがある
ビンドウやセルビンの使用の制限は理にかなったものです。ビンドウやセルビンは透明で魚が警戒心を抱きにくく、そのため多くの稚魚、幼魚を捕獲してしまいます。すなわち乱獲につながります。捕獲が禁止されている希少種などを混獲してしまう恐れもあります。
無法な業者に悪用される恐れがある
個人で何十匹ものメダカやタナゴを採取するのも、自然へのマナーに大いに違反しますが、淡水魚の捕獲業者が悪用する恐れもあります。ビンドウやセルビンを仕掛けて淡水魚を大量に捕獲し、ネットなどで販売する業者もいます。中には肉食大型魚の餌にするためだけに、大量に捕獲する業者もいます。
乱獲しないで
今回、どこの都道府県でビンドウやセルビンが利用できるか、調査をしました。調査の中で、内水面漁業の担当者からは「禁止ではあるが、子どもが水辺の生き物と親しむ機会はもっと多くあってほしい」という願いや、「許可だが、乱獲や、販売目的の採取に悪用されないか、心配だ」という声がありました。ごもっともな心配だと思いますし、今回の調査結果が野蛮な乱獲の手助けにならないことを、趣味千としても切に願います。 以下の表は2022年7月現在の調査結果です。
①内水面の使用に限った調査結果です。
②許可されていても、漁業権が設定されている場合は漁協の許可が必要です。
※新潟県は担当課からの要請がありましたので、「漁業権がある水域で遊漁規則で認められる場合は使用可」とあえて記載しておりますが、許可されている他県の自治体も全て同じです。
※無断転載を禁ず
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